昨日、ノーベル物理学賞の受賞が日本出身の3人の研究者に決まりましたね!
南部先生、益川先生、小林先生、おめでとうございます。 2008年12月10日にスウェーデンのストックホルムで授賞式は行われます。 素粒子に関する彼らの功績が現在の理論物理学の発展に大きく役立っているという点から今回の受賞に至ったそうです。 かなり以前の研究の成果が今こうした形で正式に評価されたこと、 やはり同じ日本人として嬉しいですし、すごいなぁと感じています。 素粒子はIPMUでの研究にももちろん関係しています。 宇宙研究には欠かせない素粒子。 LHCの稼働もあり、今まさにホットな分野じゃないでしょうか?? また、日本人研究者のモチベーションも上がりますね。 とにかく、嬉しいことです。
10月3日、1周年を迎えたということで、全体会議とPI会議、そして夜にはパーティーを行いました。
全体会議では機構長村山が、研究者と事務へむけて1年の歩みを説明いたしました。 また、事務部門からも研究者への連絡事項をいくつか伝え、 相互の理解を深めるいい機会となりました。 集合写真を撮りました。何人かはIPMU Tシャツを着ています! 夜からはパーティーを開催。 81名が参加しました。 奥さまやお子さん、ガールフレンドを連れてきてくれた研究者も多く、とても盛り上がりました! 日本人も外国人も大人も子どももごちゃまぜで、おしゃべりがとまりません。 かなりうるさかったんじゃないかなぁと思います。 でも、いろいろな方とお話する機会がもて、楽しかった! IPMUのPIである佐藤勝彦先生ともお話できました。実は今、先生の「眠れなくなる宇宙のはなし」という本を読んでいるんです。とても面白くておすすめですよ! ボランティアの方の作品、IPMUケーキ! たくさんのケーキが並び、すごく華やかでした このケーキに即席ろうそくを点けて、皆でハッピーバースディの歌を大合唱しました。 Happy Birthday dear IPMU
10月2日に、発足1周年の進捗状況をお伝えする記者会見を開きました。
10月1日をもって発足1年が経過、 さらに その日に外国籍の専任研究者が全体の5割を超えました。 WPIプログラムから提示された目標として ・研究者のうち30パーセント程度は短期滞在者を含め外国人 という数値がありますが、IPMUはその数値を大幅に上回ることができたといえます。 真の国際拠点として急成長するIPMUの歩みを機構長村山が説明しました。 この会見で、IPMUらしさを出すために工夫したことがあります。 それは、外国籍の専任研究員10名を会見に参加させたことです。 これは機構長のアイディア。 IPMUを選んだ理由、実際のIPMUでの生活、そして研究活動について、研究者自身に語ってもらいました。 記者からの質疑応答に多くの研究者が進んで応えてくれました(通訳は機構長がつとめました)。 記者の方から 「すべてにおいて日本にない新しさがあるが、会見のやり方も新しいですね」 という言葉をいただきました。 自分たちでIPMUを盛り上げていく、そして成果を必ず出してみせる、という 彼らの熱意が記者の方々に伝わったのではないかと思います。
10月1日をもって就任した研究者をご紹介します。
今回は4名の方が就任されました。 ヨーロッパ出身の方々です。美男美女揃い! 准教授のMai Kartens さん。 ダンディですごくかっこいい!少ししかお話していませんが、すでにファンになってしまいました。ドイツ人ですが、奥様は日本人だそうです。神岡での実験活動が期待されます。 博士研究員のMichael Pichot さん。 絵に描いたようなフランス人の雰囲気をもつMichaelさん(すみません、私の主観ですが)。 もちろんフランス人で、ボーダーとベレー帽が似合いそう! 博士研究員のSusanne Reffert さん、そしてDomenico Orland さん。 このお二人、なんと夫婦なんです! ドイツ人とイタリア人のカップルです。 このように、研究者を夫婦で一緒に採用するのは珍しいことです。 お二人とも有能な方だったからもちろん採用したわけですが、 彼らにとっては採用に関する柔軟性も、IPMUを選んだ理由のひとつになっているそう。 着任したばかりなのに記者会見やanniversary、セミナーなどのイベントが盛りだくさんで大変かと思いますが、一気にこの雰囲気を味わっていただきましょう。 これから共に頑張っていきます。
10月1日をもって、IPMUは1周年をむかえました!
1年前の10月1日に発足したときは事務も研究者もおらず、まったくのゼロの状態でした。 そこから少しずつスタッフが増えていき、 2008年10月1日に就任した人を加えて 今では事務スタッフ30人、専任研究者34人に。 ビジター数は150名を超えました。このうち、110人は外国籍です。 セミナー数は100回を超え、国際会議も8回開催しました。 スタッフは国際的な環境に対応するため銀行や不動産、役所や大使館へかけあったり、 ホテルの手配、旅費、ネット環境、あらゆることに対応できるよう、奔走しています。 いままでの日本の常識をくつがえすまったく新しい研究拠点として、日々成長を続けています。 明日はanniversary meetingとpartyを開催します。 皆で笑って、1周年記念を祝いたいと思います。 |
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