先日、新研究棟の内部見学に参加してきました。
以前入ったときとだいぶ様子が変わり、暖房やトイレはすでに機能していて、
完成間近、といった感じです。
あとは什器が入ったらまた雰囲気が変わるのでしょう。
設計は東京大学大学院新領域創成科学研究科の大野秀敏先生が担当されています。
ほかの柏の研究棟と違い、屋上緑化が進んでいたり、吹き抜けの交流スペースが設けてあったり、ガラス張りのセミナー室があったりと、かなり個性的です。
また、タイルや壁の色など様々な細部のデザインがとても凝っています。
ところで、交流スペースには「universo é scritto in lingua matematica」と書かれた柱が中央に立っています。
これは、古いイタリア語で「宇宙は数学の言葉で書かれている」という意味だそう。
この言葉は、今年世界天文年ということで再注目されていた
ガリレオ・ガリレイの言葉で、IPMUの研究の基礎となっています。
それはHPの機構長のページに詳しく書かれているので、ご覧ください。→
http://www.ipmu.jp/ja/node/21122日には鍵の引き渡しのセレモニーがあります!