<  2011年 06月   >この月の画像一覧
  • 宇宙は本当にひとつなのか
    [ 2011-06-29 15:17 ]
  • 岡本太郎美術館
    [ 2011-06-28 16:42 ]
  • 地上で作る暗黒物質
    [ 2011-06-27 17:49 ]
  • ガリレオX
    [ 2011-06-23 11:32 ]
  • IPMU研究棟
    [ 2011-06-22 11:42 ]
  • ガロア理論の解説
    [ 2011-06-21 15:26 ]
  • T2K実験
    [ 2011-06-20 17:52 ]
  • Heisenberg
    [ 2011-06-15 15:00 ]
  • 研究者のための科学コミュニケーション
    [ 2011-06-06 18:14 ]
宇宙は本当にひとつなのか
機構長の村山さんが、また本を出します!
講談社のブルーバックスより
宇宙は本当にひとつなのか
というタイトルの本です。
是非ご覧ください!
by fu-miyazoe | 2011-06-29 15:17 | お知らせ
岡本太郎美術館
IPMUは、10月以降に開催される、川崎市立岡本太郎美術館の企画展に協力することになりました。
科学と芸術をテーマに、インスタレーションな展示を企画しています。
先日、その打ち合わせのため美術館へ行ってきました。
森のなかにある美術館は、とてもリラックスした雰囲気で、
岡本太郎の魅力を存分に味わうことができます。
われわれはこの“科学”のテーマのなかの“初期宇宙”部分の制作に関わることになります。
宇宙論などの研究者に色々と話を聞いて、素材を集めています。
どんなふうに出来上がっていくか楽しみです

by fu-miyazoe | 2011-06-28 16:42 | その他
地上で作る暗黒物質
6月25日(土)、IPMU特任准教授の松本さんによる、「地上で作る暗黒物質」というタイトルのサイエンスカフェが行われました。
参加してくださった皆さん、どうもありがとうございました!
松本さんは暗黒物質が、LHCやILCなどの加速器実験や検出観測などでどのように検出されうるかについて研究されてきました。
今回もお茶とお菓子を飲んだり食べたりしながら、アットホームな雰囲気で会は進みました。
まず、暗黒物質の存在と状態について説明があり、じゃあ素粒子とは?じゃあ暗黒物質の性質とは?
暗黒物質が「見えない」ってどういうこと?また、見えないし反応しない暗黒物質を世界中の研究者はどうやって捕まえるの?
ということをかなり詳細に、分かりやすく教えてもらいました。
テレビや雑誌、本では知り得ない「ちょっと先をいく」研究の最前線についてをしっかりと見せてくれたので、お得感ありわくわく
質問もたくさん出て、それが本当に本質をついているというか、いいポイントで質問されていて、「それは良い質問ですね!」と松本さんは何回も言っていました
かなり真摯に疑問、質問にこたえてくれていました。松本さん、お疲れさまでした!
今年の、多摩六都科学館でのサイエンスカフェはこれでおしまいです。
また続けていきたいと思っています

by fu-miyazoe | 2011-06-27 17:49 | イベント
ガリレオX
BSフジの「ガリレオX」という番組の取材班がインタビューや撮影に来てくださっていましたが、今週日曜日26日にその番組が放送されます!
テーマは『暗黒物質』です。
村山さんほか、鈴木さん、野尻さん、高田さん、吉田さん(全員IPMU!)が出演します。
ご自宅でBSが見られる方は是非
番組のHPはこちらです。
番組名:BSフジ『ガリレオX』
放送日:2011年6月26日(日)朝8:00 - 8:30
再放送日:2011年7月3日(日)
楽しみです。
by fu-miyazoe | 2011-06-23 11:32 | お知らせ
IPMU研究棟
ジャン!

先日のblog記事でも書きましたが、IPMU研究棟を設計した大野教授が、2011年日本建築学会賞を受賞されました。そして、先日IPMUの玄関先に、このような記念プレートが付けられました
せっかくなので、ちょっとだけIPMUの建物内を紹介したいと思います

玄関には、IPMUの表札も掛かっています。モダンな感じですね。
この表札のデザインイラストは、建物屋上にあるライトのオブジェ(?)を表しています。

1階を入ると、右手に大きな大きな黒板が。この黒板の前に、セミナー室が2つあります。たくさん数式が書いてありますね。セミナーで研究が盛り上がって、ここで議論したのでしょう。IPMUにはこのようにたくさんの黒板があちこちにあります。でも、私が知るなかではこの黒板が一番大きいかも。ちなみに、神岡サテライトには、階段にまで特注のホワイトボードが設置してあります!

3階の交流スペース。節電中です。5階のコピー室からガラスを通して撮ったので、ちょっとかすんでいるかも。午前中なので、まだ人が少なく、ちょっとガランとしています。柱には「宇宙の言葉は数学で書かれている」というガリレオ・ガリレイの古いイタリア語が記してあります。

5階には秘密の扉(?)があって、そこを出ると、採光のために作られたパティオがあります。そこのタイル。何やら丸いイラストがありますね。クローズアップしてみると・・・

星座です!これ、ガリレオ・ガリレイが望遠鏡を覗いてスケッチしたスケッチ画なのです。ちなみにこれはオリオン座。かわいいですね。

最後に。私のデスクがある、図書室内事務室。今が旬の紫陽花が飾られています。同僚が持ってきてくれました!涼しげで、きれいです。
今回紹介できなかったところはまたパート2でご紹介します。
簡単なラボツアーの巻でした

by fu-miyazoe | 2011-06-22 11:42 | 日常
ガロア理論の解説

ガロア―天才数学者の生涯 (中公新書)

加藤 文元 / 中央公論新社


先月の「サイエンスカフェ宇宙」では、数学者の近藤さんに、ガロア理論についてお話してもらいました。
雨のなかお越し下さった方、どうもありがとうございました
実は、IPMUで、一般向けに数学の話をするのは初めてでした。アンケートなどでは、「数学者と話してみたい!」「数学の話を聞いてみたい!」という声が多かったのですが、なかなか叶わず、今回やっと実現しました。
ガロアは、19世紀の数学者で、その波瀾万丈な人生がよく取り上げられています。
彼の残した数学界の偉大な功績は、群の概念の導入、また、「5次方程式には解の公式がない」という定理の証明を簡略化したことなどだそうで、このガロア理論によって代数学が大きく発展したようです。
近藤さんといえば、割り勘の計算のときに「数学者だから」と言って計算を頼んだら、「純粋数学者は概念や定理などを取り扱っているので、特別計算が得意というわけではない」というようなことを言われてしまって「えーっ」とビックリしたのを覚えています
そんな近藤さんなので、とてもアットホームな会でした。
また引き続き、数学の講演やイベントなどを行っていきたいなと思っています。
もしリクエストなどがあれば是非教えてください。
そして、今週末は松本さんによる「地上で作る暗黒物質」です。最近は素粒子のニュースが色々飛び出してきているので、どんな話が飛び出すか、楽しみです

by fu-miyazoe | 2011-06-21 15:26 | イベント
T2K実験
先週のことになりますが、ニュートリノ振動に関するニュースは皆さんご覧になりましたか?
J-PARCからスーパーカミオカンデにミュー型ニュートリノを打ち込み、振動を調べていた実験(あまり詳しくないので、ざっくりでスミマセン)ですが、地震前までの結果の解析で、電子型ニュートリノ出現現象の兆候が捉えられたとのこと。
詳しくはこちらをご覧ください!
http://www.kek.jp/ja/news/press/2011/J-PARC_T2Kneutrino.html


by fu-miyazoe | 2011-06-20 17:52 | その他
Heisenberg
IPMUの主任研究員でICRR教授である福来さんより、Heisenbergの手書きの論文原稿をお預かりしました。
Heisenberngは、ドイツの理論物理学者で1932年にノーベル物理学賞を受賞されています。
IPMU図書室に飾っておりますので、機会がありましたら是非ご覧ください。


by fu-miyazoe | 2011-06-15 15:00 | 日常
研究者のための科学コミュニケーション
こんにちは。
気がつけばもう6月・・・すでに2011年も半年が過ぎてしまいました!
早いものですね〜・・・

ところで、先週、
研究者のための科学コミュニケーションStarter's Kitを作成された、名古屋大学の齊藤芳子さんのお話を聞きに行ってきました。
科学者にむけて、講演の仕方、マスメディアとの付き合い方、地域社会での恊働の仕方などを非常に丁寧にまとめていらっしゃいます。
詳しくはwebサイトから見られます!http://www.cshe.nagoya-u.ac.jp/scicomkit/index.html
参考になる項目ばかりです。
研究者の方は是非ご覧ください
by fu-miyazoe | 2011-06-06 18:14 | 広報活動