更新が滞り気味のブログですが、本日はKavli IPMU村山斉機構長の
番組出演のお知らせです! 明日、4月11日NHKBSプレミアム午後10時より放送される コズミックフロント「”宇宙の終わり”に迫れ」の進行役としての登場です。 村山さんが中心研究者となっているSuMIReプロジェクトが取り組んでいる HSC(超広視野デジタルカメラ)とPFS(超広視野分光器)については もちろんのこと、先月発表されたばかりのプランク衛星での観測結果についても 紹介されるようです。 是非ご覧ください コズミックフロント 「”宇宙の終わり”に迫れ」 NHK BSプレミアム 4月11日(木) 22時00分~ (再放送) 4月15日(月) 23時45分~ ※詳しくはコズミックフロントのHPやテレビ番組表などでご確認の上、ご覧ください。
新年あけましておめでとうございます
Kavli IPMUでは昨夏ついにすばる望遠鏡への搭載を果たした超広視野デジタルカメラHSC(Hyper Supreme Cam)の本格運用開始も控え、旧年以上に様々な研究成果を皆様にお伝えできる2013年になりそうです。 このブログを読んでいただいているみなさまにとっても、昨年以上に実り多い年になることをお祈りしています。 さて、本日はKavli IPMU村山斉機構長の新刊発行のお知らせです。 多くの方に手に取っていただいた『宇宙は何でできているのか』、『宇宙はほんとうにひとつなのか』に続いて2013年1月17日に『宇宙になぜ我々が存在するのか』が発売されます 発売当日の1月17日には東京、神田神保町の三省堂書店にて出版記念講演&サイン会が開催される予定だそうです。 講演会は定員100名とのですので、ご興味のある方はお早めに三省堂書店神保町本店までお問い合わせください。 ※Kavli IPMU主催のイベントではありませんので、講演会・サイン会に関するお問い合わせは三省堂書店までお願いいたします。
今年のノーベル各賞の発表も無事終わりました。
物理学賞では昨年に続いての天体物理学や素粒子物理学などKavli IPMUの 研究に近い分野からの受賞とはならなかったものの、日本国民としては 医学生理学賞での山中さんの受賞という大変明るいニュースがありました さて、今日は”ノーベル賞つながり”で、ノーベル賞受賞者による講演会のお知らせです。 超新星観測から宇宙の加速膨張を発見したことにより2011年度のノーベル物理学賞を 受賞した3名のうちの一人、ブライアン・シュミット博士が11月に来日されます。 今回東京大学では博士の来日に合わせ、2012年11月19日(月曜日)18時より 理学系研究科付属天文学教育センター、ビッグバン宇宙国際研究センター、 カブリ数物連携宇宙研究機構という3つの宇宙・天文の研究所の主催で シュミット博士の講演会を開催することとなりました。 講演のタイトルはズバリ、 「加速する宇宙 The Accelerating Universe」 です。 ノーベル賞につながった研究をいかに進めてきたのか、また加速膨張を続ける 宇宙の未来とは・・・?などとても興味深い講演内容になっています。 英語での講演ですが、スライドには日本語の用語解説も入りますし、先着650名には 同時通訳機も貸出します。 事前申し込み不要となっておりますので、ノーベル賞受賞者の講演を楽しむ絶好の機会に どうぞお誘いあわせの上、足を運んでいただければと思います。 講演会 「加速する宇宙 The Accelerating Universe」 講 師: ブライアン・シュミット(Brian P. Schmidt)博士 2011年ノーベル物理学賞受賞 (オーストラリア国立大学ストロムロ山天文台) 題 目: 「加速する宇宙 The Accelerating Universe」 日 時: 2012年11月19日(月)18時~19時(17時半開場) 会 場: 東京大学本郷キャンパス 安田講堂(東京都文京区本郷7丁目3番1号) 入 場: 無料。事前申し込み不要。当日先着順。どなたでもご参加できます。 定 員: 1100名 備 考: 講演は英語ですが、同時通訳がつき、スライドには日本語の用語解説が入ります。なお、同時通訳受信機は先着650名様に限りご利用いただけます。 問い合わせ先: (Eメール)toiawase◎resceu.s.u-tokyo.ac.jp ※メール送信のさいはアドレスの◎を@(アットマーク)に変えて送信ください。 詳しくはブライアン・シュミット博士講演会ホームページをご覧ください。 ブライアン・シュミットも 昨年は
昨夜はiPS細胞の山中 伸弥さんのノーベル医学・生理学賞受賞に日本中が沸きました。
日本人として嬉しいのはもちろんですが、山中さんは京都大学iPS細胞研究所(CiRA)所長でもあると共にKavli IPMUと同じWPI(世界トップレベル研究拠点プログラム)採択拠点のひとつ、 iCeMSの主任研究員でもあります。 優れた研究環境と高い研究水準で”世界から目に見える”研究機関”として設立されたWPI拠点から、初のノーベル賞受賞者が出たこと、同じWPI拠点のスタッフとしてとても誇らしく思います。 山中先生(とiCeMSのみなさん)、おめでとうございます!! そして日本時間の本日、10月9日はノーベル物理学賞の発表です。 昨年は超新星の観測から宇宙の加速膨張を突き止めたソール・パールムッター博士他3名が受賞しました。 宇宙分野の研究であるだけでなくパールムッターさんはUCバークレー校での村山機構長の同僚でもあり、その研究グループにKavli IPMUの研究者ロバート・クインビーさんが参加していたこともありKavli IPMUにとっても嬉しいニュースでした。 今年も間もなくの発表を楽しみに待ちたいと思います
柏キャンパス一般公開に続けてのお知らせになります。
来月、11月10日に今回で第7回目を迎えるカブリ数物連携宇宙研究機構と宇宙線研究所(ICRR)の合同一般講演会が開催されます。 Kavli IPMUは理論研究を行っている研究者、”理論屋さん”が多く所属する一方、ICRRは様々な実験に取り組んでいる”実験屋さん”が多いということもあり、両研究所が共同で行うこの講演会はそれぞれ違った手段・手法で宇宙研究に取り組んでいる研究者の話を一度に楽しめることで毎回ご好評をいただいています。 今回はKavli IPMUから主任研究員の杉山直さんが講師として登壇します。 メディアや講演会でもおなじみの杉山さんが暗黒エネルギーについて最新の研究成果を交えてわかりやすくお話しします。 またICRRからは塩澤眞人准教授がニュートリノ研究についてお話しします。普段は神岡で実験に取り組まれている塩澤さんからどんなお話が聞けるかも楽しみです。 こちらの講演会は事前申込みによる抽選制になっています。 申込み締切は10月19日ですので詳しくはKavli IPMUのHPをご覧の上、たくさんのご応募お待ちしています。
今月、10月26日27日に毎年恒例の東京大学柏キャンパスの一般公開が行われます。
Kavli IPMUでは「重力とは何か」が大好評の主任研究員、大栗博司さんの講演会をはじめ、研究棟の見学ツアーや、デジタル宇宙シアターの上映なの企画を用意しています! また柏キャンパス全体のイベントとして機構長の村山さんの講演会も予定されています。 おまけに大栗さんの講演会と村山さんの講演会は同日に行われるため、”講演のはしご”が可能になっています。 ただしいずれの講演も先着順となっていますので、「どうしても参加したい!!」という方はお早目の来場をお願いします! 講演会以外にも小・中学生にも楽しんでもらえるようなクイズ企画なども用意していますので、ご家族そろってのお越しをお待ちしています スケジュールなど一般公開についての詳しい情報はKavli IPMUのHPをご覧ください! 更にもっと贅沢に”宇宙講義三昧”をしたい方には、同じく10月27日(土)に柏の葉キャンパスにほど近い”さわやか千葉県民プラザ”でKavli IPMU准教授の向山信治さんの講座もおすすめです。 向山さんの講座のタイトルは「四次元を超える宇宙とひも理論」 こちらの講座は事前申込み制で締切が10月13日とのこと。 詳しくは県民プラザのHPでご確認の上、お申込みください。
ご報告が遅くなってしまいましたが、今月9月8日の土曜日に今年の多摩六都科学館でのサイエンスカフェ最終回も大盛況のうち、無事終了いたしました。
ご来場いただいた皆さん、どうもありがとうございました!!! 昨年のサイエンスカフェの数学(ガロア理論)が大好評だったという事で、今年も3回シリーズのうち1回を数学の講義にということで、カブリIPMU助教の阿部知行さんが講師として登場しました。 今回のタイトルは「図形から語る数学の世界~不思議な3つのラングランズを巡って~」。 前回までの宇宙の話よりも敷居が高いように感じる方の多い数学ゆえ、講義を聞くだけではなく、参加者のみなさんに実際に計算をして自分で考えていただき”参加する”サイエンスカフェ本来の姿が感じられる楽しい回となりました。 ちなみにこのブログで過去に取り上げたことのある土屋さんをはじめ、カブリIPMUにもユニークな数学者はいますが、今回阿部さんが話題にした数学者”アレクサンダ-・グロタンディークさん”の奇人ぶりには仰天しました。 代数幾何で素晴らしい業績を残していてフィールズ賞受賞者でもあるのですが、所属していたフランス高等科学研究所(IHES)に自らの思想に反するところからの寄付があったことでIHESを辞職した上に、数学からも離れてしまってピレネー山脈の山奥で隠遁生活を送っているとか・・・・。 ちなみにこのグロタンディークさんの代数幾何学原論(EGA)と代数幾何学セミナー(SGA)はフランス語。 両方合わせると8000ページぐらいあるそうなのですが、阿部さんは原著(もちろんフランス語)で全て読んだとのことです・・・。 今回終了後に会場で何名かの方にお話を伺ったのですが、今回は山梨県から来ていただいた数学好きの中学生の方の「わからなかったけど、楽しかった!!」という感想がとても印象に残っています。 中高生の理科・理系離れが言われて久しいですが、「わからない」→「興味がない」となるところを、最先端の研究者が”なんだかわからない難しい”ことを夢中になって研究している姿を見ることによって「なんだかわからないけど面白そう!もっと知りたい!」と数学や理科に興味を持ってもらえる機会を提供する場をつくれればと思っているのですが、今回も若手の研究者である阿部さんの数学や自分の研究についての率直な話で、参加者の皆さんに数学を身近に感じていただくと共に、”数学”にかける数学者の熱意を感じていただけた大成功の回になりました。 多摩六都科学館でのサイエンスカフェは来年以降も継続して行う予定です。 今年3回のサイエンスカフェ、それぞれにご来場いただいた皆様、ご来場ありがとうございました! またアンケートへのご回答にもカブリIPMUスタッフ一同大変感謝しています。 毎回熱心に書いてくださるアンケートには全て目を通させていただき、次回以降の参考にさせていただいています。 今後とも皆さんに科学の楽しさを伝えられる”カフェ”をはじめとしたイベントを開催していきますのでお楽しみに!! ▲ by fu-miyazoe | 2012-09-25 18:12
少しずつ秋の気配が近づいてきた東京大学柏キャンパスです。
秋と言えば”芸術の秋”や”読書の秋”、そして”勉学の秋”ということで 様々なところで文化・教育イベントが企画されています。 カブリIPMUからも今後、いろいろとお知らせを発信させていただきますが、 まずは第一弾。 NHK文化センターの柏教室でカブリIPMU上級科学研究員の吉田直紀さんによる 「宇宙の謎入門」のコースが10月20日からの3回シリーズで始まります! こちらはNHK文化センターが主催する有料のコースですが お得な学生料金の設定もあるそうで 「高校生や大学生の参加も待っています!」とのことです。 残席わずかのようですのでNHK文化センターのホームページを確認の上 お早目のお申し込みをおすすめします。 今回のコースは”入門”編とのことなので、みなさんのご要望があるようなら 初級、中級など次のコースもできるかもしれませんね! 吉田直紀さんの「宇宙の謎入門」講座の詳細はこちらから
残暑お見舞い申し上げます。
各地で開催されているサマースクールや研究会に出席したり、お休みをとっている 教職員も多く、いつもよりも少し静かなKavli IPMUのお盆です。 さて、お盆時期という事で発売されている色々な雑誌の夏の特大号に Kavli IPMUや、所属する研究者が紹介されています。 AERA 2012年8月13日・20日合併号 特集「いったい宇宙とは何であるのか」 副機構長の片山さんや、客員研究員の小松さんが取材を受けた記事で、 機構についても紹介されています。 また 週刊朝日 2012年8月17-24日合併号の 特集 ”夏休みに読む「宇宙をめぐる物語」” には村山機構長のインタビューに加え、主任研究員の大栗博司さんの書籍 「重力とは何か」が紹介されています。 このブログでのご紹介がすっかり遅れているうちに、あっという間に ベストセラーになった大栗さんの新書。 週刊朝日だけではなく、各新聞(朝日新聞、日経新聞など)、や雑誌(週刊ダイヤモンド、 中央公論など)の書評欄でもとりあげられ、すでに14万部突破とのこと Kavli IPMUのある千葉県柏市の書店でも山積みになっている様子を見かけます。 実際に読んでみると”重力”という身近にあるにもかかわらず、普段の生活では 気に留めることのない力についての書籍がこれだけ多くの皆さんの手に取って いただいているのにはやはり理由があることがわかります。 その一つが”わかりやすい説明” 例えば第5章のタイトルは「猫は生きているのか死んでいるのか」、また第6章のタイトルは 「宇宙玉ねぎの芯に迫る」。 各章のタイトルを見るだけで興味がそそられるのですが、内容も同じように、敷居の高い 物理の理論を私たちの身近な現象から解説してくれています。 もう一つ本書を手に取られた方にぜひチェックしていただきたいのが挿絵です すべてのイラストは大栗さんがご自分で書かれたものとのこと! アインシュタインやホーキングの似顔絵もあり、大栗さんの意外な才能にも 驚かされます。 まだ手に取られていない皆さんは、ぜひ夏休みにゆっくりと読まれてみては いかがでしょうか。 「重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る」大栗博司幻冬舎新書より絶賛発売中 < 前のページ次のページ >
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