残暑お見舞い申し上げます。
各地で開催されているサマースクールや研究会に出席したり、お休みをとっている 教職員も多く、いつもよりも少し静かなKavli IPMUのお盆です。 さて、お盆時期という事で発売されている色々な雑誌の夏の特大号に Kavli IPMUや、所属する研究者が紹介されています。 AERA 2012年8月13日・20日合併号 特集「いったい宇宙とは何であるのか」 副機構長の片山さんや、客員研究員の小松さんが取材を受けた記事で、 機構についても紹介されています。 また 週刊朝日 2012年8月17-24日合併号の 特集 ”夏休みに読む「宇宙をめぐる物語」” には村山機構長のインタビューに加え、主任研究員の大栗博司さんの書籍 「重力とは何か」が紹介されています。 このブログでのご紹介がすっかり遅れているうちに、あっという間に ベストセラーになった大栗さんの新書。 週刊朝日だけではなく、各新聞(朝日新聞、日経新聞など)、や雑誌(週刊ダイヤモンド、 中央公論など)の書評欄でもとりあげられ、すでに14万部突破とのこと Kavli IPMUのある千葉県柏市の書店でも山積みになっている様子を見かけます。 実際に読んでみると”重力”という身近にあるにもかかわらず、普段の生活では 気に留めることのない力についての書籍がこれだけ多くの皆さんの手に取って いただいているのにはやはり理由があることがわかります。 その一つが”わかりやすい説明” 例えば第5章のタイトルは「猫は生きているのか死んでいるのか」、また第6章のタイトルは 「宇宙玉ねぎの芯に迫る」。 各章のタイトルを見るだけで興味がそそられるのですが、内容も同じように、敷居の高い 物理の理論を私たちの身近な現象から解説してくれています。 もう一つ本書を手に取られた方にぜひチェックしていただきたいのが挿絵です すべてのイラストは大栗さんがご自分で書かれたものとのこと! アインシュタインやホーキングの似顔絵もあり、大栗さんの意外な才能にも 驚かされます。 まだ手に取られていない皆さんは、ぜひ夏休みにゆっくりと読まれてみては いかがでしょうか。 「重力とは何か アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る」大栗博司幻冬舎新書より絶賛発売中 by fu-miyazoe | 2012-08-14 16:36 | お知らせ
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