カテゴリ:プレスリリース
  • PRL
    [ 2009-03-30 17:51 ]
  • 超新星の謎、解明
    [ 2008-12-05 16:44 ]
  • 湯川記念財団・木村利栄理論物理学賞受賞のおしらせ
    [ 2008-10-23 15:10 ]
  • 吉田直紀氏らの研究成果がScience誌に掲載
    [ 2008-08-01 15:14 ]
PRL
嬉しいニュースです。
主任研究員の大栗博司先生と東大大学院の山崎雅人さんの共同論文がPhysical Review Lettersにアクセプトされました。
内容はこちら → http://prl.aps.org/accepted#articleselementaryparticlesandfields
タイトル:Emergent Calabi-Yau geometry
by fu-miyazoe | 2009-03-30 17:51 | プレスリリース
超新星の謎、解明
IPMUより、プレスリリースを発表いたしました。
野本憲一主任研究員による研究成果がNature誌に掲載されたのです。
下記の内容です

ティコ・ブラーエが16世紀に観ていた超新星の謎を、今すばるが解読
IPMU 野本憲一主任研究員らの研究成果がNature誌に掲載

数物連携宇宙研究機構(Institute for the Physics and Mathematics of the Universe、以下IPMU)の野本憲一主任研究員と田中雅臣氏(日本学術振興会特別研究員、東京大学大学院理学系研究科博士課程2年)、国立天文台ハワイ観測所の臼田知史准教授、服部尭研究員らのグループは、すばる望遠鏡を用いて、ティコの超新星残骸の周囲で発見された可視光の「こだま」を分光観測することにより、この光が1572年にデンマークの天文学者ティコ・ブラーエによって肉眼で観測された超新星の爆発当時の光そのものであり、この超新星爆発が標準的なIa型であったことを証明しました。


詳しい解説は、IPMUのHPをご覧下さい。
http://www.ipmu.jp/pdf/Nomoto_ja-20081204.pdf
by fu-miyazoe | 2008-12-05 16:44 | プレスリリース
湯川記念財団・木村利栄理論物理学賞受賞のおしらせ
平成20年度湯川記念財団・木村利栄理論物理学賞の受賞者として、IPMUの杉本茂樹特任教授と、茨城大学の酒井忠勝准教授が決定いたしました。共同受賞ということになります。
この賞は、重力・時空理論など基礎的な理論研究で業績をあげた研究者に贈られます。
受賞理由は
「ゲージ理論/超弦・重力理論対応に基づく量子色力学の双対ホログラフ模型の構築」。
このことを受け、昨日IPMUからプレスリリースを発表いたしました。
詳しくはこちらをご覧下さい → http://www.ipmu.jp/pdf/sugimoto_20081023.pdf
プレスリリースを作成するにあたり、教授杉本から内容をやさしくレクチャーしていただきました。
研究内容が複雑なので、まったく分からない人に説明するのは難しいと思うのですが、
やわらかい言葉で丁寧に教えていただけました。
とにかく温厚な雰囲気のやさしい方です!
私は現在宇宙について勉強中なので、楽しくお話が聞けました。

杉本はノーベル賞受賞者である益川教授の研究室に以前おり、とてもお世話になっていたとのこと。
ノーベル賞受賞決定の際はちょうど京都にいて、研究室で「かんぱーーい!!」した様子がテレビに映っていたそうです(笑)。
IPMUメンバーは何名かその様子をテレビで目撃しているらしく、私は見逃してしまったので残念!

受賞式は2009年1月23日に行われます。

by fu-miyazoe | 2008-10-23 15:10 | プレスリリース
吉田直紀氏らの研究成果がScience誌に掲載
名古屋大学理学研究科吉田直紀助教が、国立天文台、アメリカのハーバード大学と共同で大型並列コンピューターを用い、
宇宙で最初の星が生まれる様子を詳細に理論計算することに成功しました。
これにより、最初の天体は太陽の質量の1/100ほどの原子星であるということがわかりました。
この研究成果は8月1日発行のアメリカ科学誌"Science"に掲載されています!
この吉田氏、9月1日からIPMUの専任准教授として着任することが決まっています。
あとちょうど1ヶ月です!
IPMUの若手研究員として、さらなる活躍が期待されるところです。
by fu-miyazoe | 2008-08-01 15:14 | プレスリリース