数物連携宇宙研究機構(IPMU)の田中賢幸特任研究員は、ドイツ・マックスプランク研究所のAlexis Finoguenov研究員、京都大学・宇宙物理学教室の上田佳宏准教授と共に、現在までに知られている最も遠くの銀河集団を、X線・近赤外線という目に見えない光を使って発見しました。
銀河の色・形は銀河の住む場所によって変わることが知られていますが、その明確な原因はまだわかっておらず、今回の観測から少なくとも96億年前に既にこのような偏りがあることが判明しました。宇宙の歴史をさらに遡る努力が続けられています。
この研究論文は米国のAstrophysical Journal Letters誌に掲載が決まっています。
詳しい情報はIPMUのWebサイトをご覧ください→
http://www.ipmu.jp/ja/node/712