interactions.org
ブログの更新が随分ご無沙汰になってしまいました。
先日、interactions.orgの会合に参加してきました。
interactions.orgは、世界中の素粒子物理に関する研究所の広報担当者が集まるいわばNGOのようなもの。
素粒子関係の研究は非常にグローバルなものです。
ここでのつながりを利用すると、プレスリリースや研究所のニュースを世界中に伝えてもらうことができます。
それぞれの研究所の現状や広報活動についての報告をするため、半年に一度メンバーが集まります。
今回はカナダのバンクーバーにあるTRIUMFの広報担当者がホストとなって、計17名がTRIUMFに集まりました。
IPMU広報として初参加した私。
最初はとても緊張していましたが、皆とても良い方ばかりで、話もはずみ、楽しい時間を過ごすことができました。
アメリカ・カナダ・ドイツ・フランス・日本の各研究所から広報担当者がきていたわけですが、それぞれの研究所のカラー・国カラーが出ていたので面白かったです。
それぞれのカラーって、どうしてもにじみでてきてしまうものなんですね。
また、CERNの広報担当者の、LHC稼働に際しての報道対応報告や、イベント活動報告が非常に興味深かったです。
見識が広げることができ、有益な会議でした。
IPMUも初参加ということで20分ほどプレゼンの時間を取ってもらい、目的や組織、アウトリーチ活動について説明いたしました。
英語でしたし、こういった機会が初めてだったので、上手に伝わったかが不安でしたが、
「とても革新的な研究所だということが伝わった」などと感想をいただき、
嬉しい思いをしました。

来年はIPMUでこの会議を行うことに決定しました。

皆さんに良い報告ができるよう、そしてIPMUをもっと理解してもらえるよう、
今後も広報活動を頑張っていきます!

by fu-miyazoe | 2008-11-07 12:52 | 広報活動
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